毎日使う洗面台。
実は寿命があることや、リフォームを考えなくてはいけないタイミングがあることをご存じでしょうか。
洗面台の寿命やリフォームの費用の目安、さらにリフォーム時に気をつけたいポイントについて、今回は紹介していきます。
洗面台のリフォームについて
洗面台の寿命とは？
洗面台は当然ですが交換を前提として作られていません。経年劣化しにくいことが特徴の陶器という素材でできています。基本的には長持ちする陶器ですが、洗面台は毎日水を流すので新品同様の状態で何十年も使用することは難しいでしょう。平均して20年から30年ほどが洗面台の寿命とされていますが、使い方によっては10年で交換を余儀なくされることもあります。
洗面台のリフォームのタイミング
洗面台のリフォームを考えるタイミングはいくつかあります。１つはヒビ割れなど目に見えるほどの欠陥が見つかったときでしょう。ヒビが入ってしまっている状態で使い続けてしまうと、水漏れなどが起こってしまうのでなるべく早くにリフォームを検討しましょう。もう１つリフォームのタイミングといえば、使用して20年以上が経過している場合です。
洗面台ボウルと呼ばれる、見えている箇所に何も異常がなくても、配管パイプが劣化している可能性があります。腐食してしまったパイプはいつ水漏れを起こすか分かりません。使用して20年以上経過したときもリフォームを考えるタイミングといえるでしょう。
洗面台のリフォーム費用相場の目安は？
洗面台をリフォームするのにかかる費用の相場は工事費を除いて15万～20万円未満の洗面台を選ぶ人が多い傾向にあります。
安価な製品を選べば10万円未満の洗面台もありますが、そのお家に合ったサイズやデザイン面を考えると10万円未満の洗面台はあまりおすすめできません。
洗面台リフォームを考える決め手とは？
洗面台のリフォーム時に一部の部品のみを交換するくらいなら洗面台ごと交換してしまおうという方が多い事実があります。例えば蛇口の交換です。蛇口は平均して5年から10年ほどが寿命とされており、交換費用に数万円ほどかかります。この蛇口の交換に合わせて「洗面台も古くなってきているし、全部交換してしまおう」とリフォームを決断されるのです。
その他にも洗面台の水漏れ。洗面台下の水漏れや、排水口の周りから水漏れをしているときがリフォームを考える決め手にもなっています。この場合はホースの交換や一部補修工事によって直るというケースもありますが、水漏れという問題に直面した段階で洗面台ごとのリフォームを考える方が多いです。
もう1つ例を挙げれば、ヒビ割れが目立ってきたときでしょう。ヒビ割れは中にはボウルを交換すればよい場合もありますが、その洗面台に取り付けるボウルの在庫がないと交換はできません。在庫がないボウルにヒビが入ってしまったときにリフォームを考える人も多いです。汚れにも同じことがいえます。
失敗しないために洗面台を選ぶときに気をつけたいこと
下記では、実際に洗面台を選ぶときに気をつけたいポイントをご紹介します。
- ショールームに行く
やはり大きなサイズの洗面台はカタログやインターネットで調べただけでは、サイズ感がいまいちピンとこないと思います。そのため洗面台のショールームに行くことをおすすめします。実際に触ってみて使い勝手を実感したほうが理想の洗面台を見つけやすいはずです。特に収納キャビネットの使い勝手や容量、また高さなどは実際に見ないと分からないと思います。カタログだけで判断するのではなく、ショールームに足を運ぶことをおすすめします。
- 必要なポイントをまとめる
ご家庭によって洗面台の使い方はさまざまだと思います。例えば介護が必要な方がいるご家庭とまだ小さなお子様がいるご家庭ではデザインや使い勝手とその洗面台に求めるポイントが変わります。選ぶときには、サイズ感や収納の容量、デザイン性など必要だと思うポイントをまとめてからカタログの確認や、ショールームに行くことをおすすめします。
- 掃除のしやすさを考える
洗面台のリフォームで忘れがちなのが、掃除や手入れのことです。デザイン性を重視するあまり、いざ設置してみるとお掃除やお手入れがたいへん、となってしまうことも少なくありません。水周りのお掃除はただでさえたいへんな場所です。せっかく新しい洗面台にしたのに、すぐ水アカや汚れが目立ってしまう、ということがないように最初から掃除のことを考えておくとよいでしょう。
まとめ
最近では機能性もデザイン性もかなり新しい洗面台が各メーカーから販売されています。
ショールームに行くだけでも楽しめますので、まだリフォームを考えていない方も一度ショールームに足を運んでみてはいかがでしょうか。
「株式会社石山総合サービス」では、洗面台のリフォームについてもお引き受けしています。
まずはお気軽にご相談ください。
