浴室のリフォームパターンと注意点とは? 詳しく解説

浴室のリフォームパターンと注意点とは? 詳しく解説

浴室をリフォームしたい場合、どこまでリフォームをすればよいのか、どうすれば費用を抑えられるのか考えている方もいらっしゃることでしょう。

浴室のリフォームといっても、お風呂の状態や内容次第によって費用は大きく変わります。

今回は浴室のリフォーム時のパターンを紹介し、リフォーム時の注意点などを紹介していきます。

浴室のリフォームの何パターン存在するのか?

お風呂のリフォームのパターンとして、大まかに3つほどあると考えられます。「ユニットバスだけをリフォームするのか」「これまでの浴室をユニットバスに変えるのか」「給湯器の入れ替えを加えるのか」の3点を紹介していきましょう。

ユニットバス本体の価格

すでにユニットバスを使っており、新しいユニットバスへリフォームを行う場合は、給排水管の配管や組み立て作業、電気工事程度になりますので、工事費込みで費用はそこまで上がることはないでしょう。ユニットバスの本体だけであれば、期間も2~3日で終わることも多いので、長い間お風呂屋さんに通わなければならない状況は基本的にありません。

在来工法の浴室からユニットバスにするときの価格

在来工法を使っている浴室とは、一昔前は一戸建てに使われていることが多く、床や壁がタイル貼りのものを言います。マンションでも築30年以上の公団住宅などでは、この工法が使われた浴室が主流でした。

このタイプからユニットバスに変更する場合は、タイルや下地のモルタルなどを解体しなければならないので多くの手間がかかってしまいます。また、廃棄物の量も増えますので、さらに処分の費用がかさみます。リフォームの期間は、ユニットバスを収めるための工事が発生して大がかりになる可能性も高く、目安として1週間程度はかかることになるでしょう。

在来工法の浴室のままリフォーム

浴室の大きさによってはユニットバスが入らないこともあります。その場合は在来工法の浴室のままお風呂をリフォームする場合もあります。在来工法のままリフォームをする場合は「浴槽交換」のみ行うのか、それとも「タイルも交換するのか」によって金額が大きく変わります。リフォームの期間は、規模にもよりますが目安として2~4日間程度はかかるでしょう。

そのほか 給湯器も一緒に変更する

浴室のリフォーム時には併せて給湯器の交換を行う人も多いです。最近は自動お湯貼り機能や追い炊き機能がついた製品が大半になります。

ちなみに家族4人であれば24号ぐらいがおすすめです。この「24号」は、「水温プラス25度」のお湯を1分間に24リットル出せるという意味です。

追い炊き機能のある給湯器に変える場合は、新しく配管を新設しなければならないので、その分だけリフォーム期間も延びる可能性があります。

浴室リフォームの注意点① 床の高さが変わる可能性がある

最新のユニットバスは昔のユニットバスよりも設置部材が短いものが多いです。

最新のユニットバスは昔のユニットバスよりも設置部材が短いものが多いです。

そのため、配水管の傾斜をつけにくい場合があります。

これをつけるために床の高さを合わせると洗面室も合わせる必要が発生しかねません。

床の高さを合わせるなら洗面室・浴室の両方をリフォームしないといけません。

浴室リフォームの注意点② 築年数が古い団地でユニットバスにできない可能性も

築年数30年以上経っている古い団地といった集合住宅の場合

築年数30年以上経っている古い団地といった集合住宅の場合、設置できるスペースが十分に取れないことからユニットバスを設置できないケースもあります。

その場合は間取りを変えるといった、浴室だけではなく、大がかりなリフォームになりますので、費用も大きくふくらんでしまいます。

浴室のリフォーム費用を安く抑えるコツはある?

浴室のリフォーム費用を安く抑えるコツはある?

浴室のリフォーム費用を安く抑えるコツに、

「ついでに洗面所のリフォームも検討してみよう」

「いっそのこと追い炊き機能を捨てるのもあり」

いった2つのパターンがあります。

このパターンについて紹介していきます。

ついでに洗面所のリフォームを検討してみよう

ユニットバスを交換するときは洗面所側の壁を一度壊し、作り直さなければなりません。そのためユニットバス交換と洗面所のリフォームを別で行ってしまうと、それぞれに対して職人を呼ぶ必要になります。

ユニットバスを交換するのであれば洗面所側のリフォームを一緒にすることで別々にするよりも費用を抑えることが可能ですので検討してみてください。

断熱材を入れて追い炊き機能を外してみるのもあり

少しでもリフォーム費用を抑えたいのであれば、いっそのこと追い炊き機能を外してしまい、断熱材が入った浴槽にすることも選択肢の一つです。

断熱材入りの浴槽を使うことで真冬であっても蓋さえ閉めていれば、多少時間が経っていても比較的温かさは維持されます。そこに熱めのお湯を足すだけで快適にお風呂に入ることもできますので「追い炊き」の部分で悩んでいるのであれば、いっそのこと外してしまってもいいかもしれません。

また追い炊き機能を外すということはオプション料金が安くなるだけではなく、給湯器も追い炊き不要になりますので、その分費用を抑えられますし、真冬に追い炊きできませんので、ランニングコストも必然的に抑えられます。もし、追い炊き機能にこだわっていないのであれば、外す選択肢も検討してみてください。

まとめ

築30年以上の集合住宅ではユニットバスにできない可能性

浴室のリフォームに関してはパターンがあり、それによってリフォーム期間が大きく変わってくることが分かりました。また、築30年以上の集合住宅ではユニットバスにできない可能性もありますので注意しましょう。

もし自宅の浴室をユニットバスに変更できるのかどうか、浴室のリフォームを考えているのであれば「株式会社石山総合サービス」にお任せください。

すべての疑問にお答えさせていただきます。

 

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