トイレリフォームの費用は？どんなリフォームがあるの？

トイレリフォームの費用にかかるもの

初めに、トイレリフォームに必要な費用に関して紹介していきます。それは、「便座本体」「床や壁を変更するための材料費」「工事費」の3つとなります。

トイレ本体の価格

トイレ本体には、タンクのついているものとついていないものがあり、タンクレスの本体の方が高く、蓋の自動開閉機能や脱臭機能といった便利機能をつけていくほど価格が高くなっていきます。

また、リフォーム内容をトイレの便座だけの交換か、便座と便器のセットで交換するのかによっても価格は大きく変わります。

床や壁も変更するための材料費

トイレのリフォームで、トイレ本体を交換する場合、古くなった壁や床の変更を検討しているのであれば、材料費などがかかってきますが、別々にリフォームをするよりも安くなることが多いため、一度に相談すると良いでしょう。

設置の工事費

リフォーム内容や規模によって工事費用が変わってきます。大がかりな内容になる場合、作業者の人員を増やすこともあるため、工事費用に「人件費」が加わってくる可能性もあります。

トイレのリフォームにはどんなパターン存在するのか？

トイレ本体にもたくさんの種類があるため、リフォームには大きく分けて3パターンがあります。

ここでは、普通の便座を温水洗浄便座に変更する場合、タンクありからタンクレストイレへ変更する場合、和式トイレから洋室トイレへ変更する場合の3パターンについて説明していきます。

普通の便座を温水洗浄便座へのリフォーム

普通の便座というのは「温水洗浄便座」がついていないものを指します。これはトイレ本体を交換するわけではなく、便座のみを交換するため、価格を抑えることができます。交換作業自体もそこまで難しくないものになりますので施主がDIYに自信があるのでしたら、自ら行うことも可能です。交換に要する時間は1時間程度で、ネットの動画でも交換方法が掲載されています。

ただし、温水洗浄便座へ変更するときには「トイレ内のコンセント」が必要になります。トイレ内に元々コンセントがついていない場合は、便座交換以外にもコンセントを備える工事とその配線を隠す内装工事が出てきます。普通の便座から温水洗浄便座へのリフォームを検討する際には、まずコンセントがあるかどうかの確認をしましょう。

タンクありからタンクレストイレへのリフォーム

タンクのあるトイレから、タンクレストイレへリフォームをすることが可能です。タンクレストイレとは、タンクのない本体のことです。「トイレを広く見せたい」「トイレを綺麗に見せたい」「トイレの中に手洗い場を作りたい」といった要望に応えることができます。

まだ和式トイレなら洋式トイレへのリフォーム

今は少ないかもしれませんが、築年数が古い中古物件を購入するときは、和式トイレのままということもあります。和式トイレから洋式トイレに変更するときは床の形状が変わるのでそのまま設置することはできません。床を一度壊して作り直す必要があるため、上記2つのパターンよりも費用が高くなります。また、給水管や電源も新設しなければならないため、トイレリフォームとはいえ3日から4日間程度はかかってしまいます。

トイレリフォームの注意点① トイレのリフォームをするときは断水する可能性

トイレリフォームの注意点② タンクレスにできない場合がある

まとめ